大きくする 標準 小さくする
  • トップ
  • ブログ
  • 「勝負あり!」とは言いながら・・・(ちょっと、カッコつけすぎ、か・・・)

あべちゃんの日記

「勝負あり!」とは言いながら・・・(ちょっと、カッコつけすぎ、か・・・)

投稿日時:2009/03/13(金) 14:36

 H20年度の馬三小稽古が終了しました。最終日は通例の部内試合が行われます。防具をつけている者は紅白に分かれての対戦試合、そして、まだ防具を着けていない者は紅白に分かれ、もと立ちに対しての基本打ち(面、小手面)をおこない、勝負の判定をします。

 

 1本を取る対戦試合は、有効打突や気剣体の一致というような明確な基準があります。が、基本打ちの判定は非常に甲乙つけがたいものがあります。自分の教えてきた、昨年4月に入部したばかりの1年生が、きちっとひも結びができて着装し、ぎこちない礼法でも、大きな声で一生懸命「メンッ」と叫んだだけで、うれしくなって○を付けちゃいそうです。

 

 でも、心を鬼にして、どちらか一方にだけ判定の旗をあげるのです。1年生だけに、旗があがれば目は輝き、笑みが出ます。逆に旗があがらなければ涙目になり、へこんで悲しそうにこちらを見ます。

 

 じつは旗をあげてやれなかった子がとても気になっています。本当にあの時、赤の旗でよかったのか、白の旗をあげてあげても良かったんではないか、と自責の念にすら駆られちゃってます。

 

 だって、1年間教えてきた教え子に対する旗の上げ下げは、そのまま「自らの指導力に対しての旗の上げ下げ」でもあるとも思うからです。  

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

この記事を書いたメンバー

トラックバック一覧