大田区剣道連盟　田園調布支部　剣心会　web-site

　2日目は前日の雨は上がってたけど、やはりどんよりと気温も低く、すっきりしない天気でした。前日に「朝マラソンがしたい」という奇特な小学生がいて、師範は眠い目をこすっていっしょにジョギングです。ところが、子供たちはどうも4時頃から起きていて、unoをしてたようで、既にバリバリに目はさえていたようです。→そんなに走りたいなら、次回合宿があった際には、朝ランニングは是非スケジュール化しましょう。

　他の宿泊者も含め、二百数十名あつまった朝礼では、君が代の流れる中、馬三小の代表2名がりっぱに国旗掲揚を行い、ラジオ体操は(頼まれもしないのに)若手先生が一人前に出てお手本をやってました。

　朝食です。おひつごと食べてる子もいて「チョーショック」。さすがに子供たちは日本古来の剣道をしてるだけあって、パン食よりもごはん党が多い気がしました。食後は、各室清掃をし、施設側のチェックを受けました。男子は概ねokでましたが、女子は色々あったようで稽古開始も遅れてしまいました。(チェック細かすぎ～・・・かも)

　2日目の稽古は最後に指導陣チームと小学生レギュラーチームとの試合を行いました。結果はともかく、その「前に向かっていく姿勢」はきっと来週の試合(大田区大会団体戦）で充実の結果を残すと思います。モップ掛けをして今回の合宿稽古を終了しました。・・・道場に礼。

　野外炊飯でカレー作りに挑戦。調理師、栄養士免許所持者も含め、2班に分かれて腕を競います。拾ってきた枝木をそのまま入れ、煙だらけになったりもしたけど、米もうまく炊け、「おこげ」もできて、とってもおいしいカレーが、楽しく食べられました。（個人的に「チョコ」入れるのは「有り」だと思うけど、「ファンタ」は「無し」でしょう。）

　後片付けのあと集合写真を撮って、色彩豊かな紅葉の中を歩きながら、帰りのバスに乗り込みます。途中のｻｰﾋﾞｽｴﾘｱでおみやげを買い、渋滞に巻き込まれながらもバスは静かに進みました。(ほんと、帰りの車中は、行きとはうってかわって静かでしたね。運転手も少々睡眠不足気味でしたが・・・)

　予定を40分程遅れたこともあり、馬三小到着直後に学校に駆け込み、トイレを借りた子もいました。（実は先生も・・・）せっかく迎えに来たお母さんとの1日半ぶりの感動の抱擁なども無く、師範先生のお話のあと、皆無事に解散しました。（事故無く帰ってこれて、正直ほっとしました。）

今回の合宿は、剣道の「集中稽古」という観点からは、もの足りなさも残ったけど、

学年(年令)を越えた子供たち・先生・保護者の方との交流、懇親、何よりも

「楽しい思い出」としては、その目的を果たせたのかなぁって勝手に思ってます。

そして、子供たちが「また行きたい」って思ってくれてれば最高ですね。